選手権広島大会 2回戦

選手権広島大会2回戦 武田高校との試合は延長10回タイブレークの末、1-0で勝利いたしました。

初戦となる一戦の先発投手は絶対的エース赤田。初回、安打で出塁されるが牽制死などで落ち着いた立ち上がりをみせ、その後2回から5回まではランナーをひとりも出さない投球を披露する。

一方の打線は、相手投手の勢いのある球に対応しきれず、6回までわずか1安打に抑え込まれる。

6回裏に1死3塁をつくられ、この試合初めてのピンチを招くが、二ゴロ・三ゴロと後続を打ち取り相手に付け入る隙を与えない。援護したい打線だったが、7回・8回と得点圏に走者を置くものの、あと一本が出ない。両エースの意地とプライドをかけた投手戦は延長タイブレークに突入する。

0死1.2塁から始まるタイブレーク(継続打順)は、8番中尾が手堅く犠打を決め、1死2.3塁の好機を演出する。続く9番橋本が何としてでも1点が欲しいこの場面で見事、先制となる左犠飛を放ちこの試合初めての得点に成功。1-0でリードした10回裏の守りでは、ここまで100球以上投じてきたエース赤田がギアを入れ直し、三飛・二飛・三振と圧巻の投球で試合を締めくくった。

先発した赤田は途中、足が攣るなどのアクシデントに見舞われたが、10回をひとりで投げきり、無四死球13奪三振の完封勝利となった。

どちらに勝利が転んでもおかしくなかった一戦でしたが、昨秋・今春と悔しい思いをし、二度と同じ思いはしないと取り組んできた勝利への執念がこの結果を招いたと思います。

また、赤田が途中足を攣り治療を受けてマウンドに戻ると、対戦相手の武田高校さんから「がんばれ赤田」と敵ながら応援をしてくださる場面もありました。相手を思いやるフェアプレー精神を見させて頂いた武田高校さんには感謝の気持ちでいっぱいです。

3回戦は、17日(水)しまなみ球場にて誠之館高校との対戦です。目の前の一戦に全力で挑んでいきたいと思います。引き続きご声援よろしくお願い申しあげます。

選手権広島大会通算勝利数 109勝目

選手権広島大会 武田戦 通算 1戦 1勝

選手権広島大会 2回戦” に対して1件のコメントがあります。

  1. 秋山和典 より:

    初戦突破ご苦労様でした‼️緊迫した好ゲーム。是非、次の試合にも勝利してください🙋

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